七海から緊急事態だと言われた貴方達は何の情報も知らされずに病院・図書館・赤道村の書庫へと別れた。
病院では怪異に囚われた者達は苦しげな表情を浮かべていたものの、検査結果は異常なしであり、何をしても起きないという不思議な事態になっていた。
図書館では猿夢という怪異についての記載がされており
・怪異の中には夢を使って干渉するものもいる
・猿夢という怪異が存在しており、この話を聞いたりした者は「猿の電車に乗る夢」を見るようになり、惨殺される夢を見るようになる
・電車に乗り込まなければ何もないが、乗り込んだら最後同じ夢を見るようになる
といった情報を得ることができた。
赤道村の書庫では夢に関しての記載がされており
・眠る前に手を繋いで眠りにつくと同じ夢を見やすくなる
・怪異と混ざり合った夢は現実にも起こりやすくなる。対処がし難いのもあり、難易度は高い
・夢の怪異による封印は元凶であるものを退治することが大事である
といった情報を得ることが出来た。
一度赤道村の公民館へと集まった皆は情報共有をしたのちに、手を繋いで眠りについた。
すると駅のホームへと立っており、3両編成の列車がやってきたのだ。そして乗り込むと噂通りに残酷な駅名と同時に小人達が客を襲い始めた。彼等を庇いながらも小人達を退治し、1両目へと目指していると運転手の猿が存在しており、それを殺したことにより夢から覚めることが出来た。
ようやく悪夢から覚めたものからしたら長い長い月日であったが、君たちのおかげである。これからも頑張ってくれ。